毎年7月になると国税庁の方から、路線価が公表されニュースで取り上げられることもあります。ところでこの路線価、どのようなものなのか、価格はどのようにして決まるのかよく知らないという人も多いでしょう。

相続税算出に欠かせないもの

不特定多数が通行する道路のことを路線といいますが、この路線に面している宅地の1平方メートル当たりの評価額のことを路線価といいます。
親が亡くなって、その人が不動産を持っていた場合、子供たちなどに相続されます。その際相続税が課せられるのですが、路線価をベースにして算出します。
ちなみになぜ7月に路線価が発表されるかですが、1月に亡くなると10月には申告をする必要があります。ですから7月までに路線価を公表しておかないと10月までに相続税の算出ができなくなってしまうからです。

路線価の決まり方

路線価はどのようにして決められるかですが、地価公示価格や売買実例価額、不動産鑑定士など専門家による鑑定などがベースになります。
専門家の意見を取り入れることで、その時々の土地の時価を反映したものにしていくのです。どの程度の路線価になるかですが、実際に公表される3か月くらい前に推測できます。4月に公示価格が公表されるのですが、大体路線価はこの公示価格の8割前後になると言われています。路線価の確認方法ですが、税務署に行けば簡単に確認できます。路線価図を見せてくれるようにお願いすれば、無料で閲覧できまし国税局のホームページで路線価を確認できます。