勘違いしやすい専有部分と共用部分

分譲マンションなどで生活している場合には、区分所有法という法律によって色々な内容が決められております。
区分所有法は、昭和40年代にブームになったマンションでのトラブル、特に区分所有建物をめぐって生じたトラブルを解決する為に基準となっている法律になります。区分所有法によってマンションの所有者個人が所有する専有部分と、マンションの所有者全員で共有する共用部分が分けられており、どこからどこまでが自分の所有物なのかを知らないとトラブルの原因になるので要注意です。

専有部分とは

分譲マンションの各部屋には、それぞれ区分所有権が設定されています。この区分所有権は大きな建物の中で個人に区分された部分を独立させ、個別の所有権を設定したものになり、マンションの部屋は購入した方のスペースである事を明記しているのです。
また、専有部分がどの範囲なのかというと、分譲マンションなら部屋の内側の居住スペースが一般的な解釈になっております。

共有部分とは

共有部分は、区分所有法によって専有部分に含まれない全ての場所です。
分譲マンションの玄関であったり、廊下や屋上、エレベーター、エントランスホール、共有施設、玄関扉、窓枠、窓ガラス、網戸、面格子などは全て共有部分になります。

勘違いしやすいポイント

専有部分と勘違いしやすいのがベランダやバルコニーです。実はベランダやバルコニーは専有部分ではありません。
事実の傍にあり、自分達しか自由に出入りする事ができないという事もあり、専有部分と勘違いしがちなのですが、ベランダやバルコニーは、共有部分になります。その為、許可なくベランダやバルコニーに物置を置いてしまったり、タイルなどを敷きつめてしまうと管理規約違反になる場合がありますので注意が必要になります。

また、同様に窓やサッシ、玄関ドアなども共用部分の扱いになります。勝手に色を塗り替えたり、他のデザインの物に取り換えたりすると、これまた管理規約違反になる場合がありますのでご注意ください。